東日本大震災から6年が経って -僕たちにできること-

2017年を迎えて早くも3か月が経ちましたね。
そう、3月11日
それは、東日本大震災が起こった日。
この3月11日は日本人が忘れることのできない日です。
もうこの震災から6年も経ったんですね。
僕的にはこの月日、あっという間だったような気がします。

2011年3月17日

2011年3月11日午後2時46分、当時僕は大学生で自宅にいました。
携帯の緊急地震速報のアラームが鳴り今でも、ものすごくビックリしたのを覚えてます。
あの緊急地震速報のアラームものすごく驚きませんか?
緊急時のアラームなので、あらゆる人に気づかせるためには必要だとは思うんですが、もう今後は二度と聞きたくないですね。
僕の中ではトラウマの音となってしまいました。
その後、急いでテレビのニュースを見ると、ある町が津波に飲み込まれていく場面を目の当たりにしました。
普通では起こらないことが放送されている。
まるでドラマのような光景。
なぜか僕はその時「無」の感情だったと思います。
これが現実なのか、悪夢を見ているのか分からないような。
その日からテレビでは町が津波に飲み込まれていく映像や、船が陸地の上でひっくり返されているような写真ばかりが放送されていました。
神奈川にいた僕にとって一番衝撃だったのは、電力が足りなくなってしまったこと。
これは、関東地区で行われた「計画停電」のことです。
地震の影響で稼働不可能となった福島第一原子力発電所の影響で、関東地区で利用できる電力量が圧倒的に足りない。
そこで実際に行われた対策が計画停電。
僕の地域では17~19時の間、すべての電気が使えなくなるといった時間がありました。
たった2時間電気が使えないだけでも、冷蔵庫の中はどうするのか、照明を保つために物置からろうそくを引っ張り出してきたり…。
東北の被災者は毎日電気が使えない状況にあるにも関わらず、たった2時間でもパニックになってしまったのを覚えています。
今では考えられませんが、ニュースの中であと利用可能電力量が表示されるんですよ!?
「あと何%使うと電力が足りないので計画停電を行います」みたいな。
これは、いやでも節電を徹底しますよね。
このころから、節電の重要性を考えることができるようになったと思います。

これから僕たちにできること

早くも大地震から6年が経ちました。
2017年の現在は2020年に迫った東京オリンピックへの期待度が高く、なかなか過去を振り返る時間がないように思えます。
震災直後は、復興ボランティアや募金の呼びかけをしていこうという活動が各地で挙がり、実際僕が通っていた大学でも募金活動がありました。
そのような各地での活動もあり、一歩ずつ少しずつではありますが、前に進んでいるような気がしています。
しかし、そんな大規模災害が起きて6年経過。
実際に今僕たちは東日本の災害地に貢献していることはあるだろうか。
そして、僕たちにできることはなにがあるのだろうか。
そんなことを考えたときに、僕はこのブログを考えた。
この震災を忘れないように心に刻むこと
そして、この事実を次の世代の人へ思いを引き継ぐこと。
これが今の僕にできることであると思う。