この前、友人ある話で討論していた話です。
それは、「便器に立ち小便すると恐ろしいことが起きる」ということです。
それは立ち小便で逮捕された人がいるということ、
ではなく、「知らない間におしっこまみれになっている」ということです。
どんな人でも閉鎖的な空間となるトイレ。
やり方は人それぞれですが、男性と女性の間で問題となっていうことがあるそうです。
それは尿跳ねに関してです。
今回は、以前NHKで放送している”ためしてガッテン”の「家族が涙!トイレ問題 大解決SP」での内容をまとめてみました。
約1500滴が!
男性の方はトイレで排尿するときは、いわゆる立ちションでしていますか?
男性の特権でもある立ちション。
これ、意外と周りだけでなく自分も汚しているらしいですよ。
僕も時々、立ちションをする。
でも、「便器の中に収めて狙ってるから跳ねないし、汚れない。」と思っていた。
ある画像をみて、驚いた。
その画像は、尿が跳ねて付着した部分を可視化できるようにブラックライトを当てたものだった。
それがこの画像。
なんだ!これは!跳ねすぎでしょ!!!
この番組内でも、洋式便器での「男性の立ち小便」を徹底検証していました。
実は、便器内の水たまりや便器の壁に当たった尿は、小さな粒子となって周りに飛び散っているのだそう。
しかも、小さな粒子は肉眼で見えないので、知らない間にトイレを汚していたのです。
さらにさらに、立ち小便のときの「便器の中の狙い位置」による尿ハネの違いも実験してました。
トイレットペーパーを水たまりに浮かべる・・・154滴
手前の斜面を狙う・・・277滴
サイドの壁を狙う・・・293滴
水たまりを狙う・・・372滴
奥の壁を狙う・・・7550滴
という結果が出て、「奥の壁」を狙うと尿ハネがケタ違いに増えてしまう。
そう、「奥の壁」は絶対に狙ってはいけないスポットだったのです。
一歩前へと書かれている理由
狙い位置を狙うだけで、77滴まで減らすことのできる尿ハネ。
でも、尿ハネは0滴まで抑えないと結局掃除をしなればならないし、悪臭が起こる。
立ションで、尿ハネを起こさないようにするにはどうするべきか。
そこで、番組内ではさらにアメリカの物理学者を取材。
そこで「尿ハネを起こさない排尿の法則」を伝授してもらっていました。
その法則とは、”12cm以内”におしっこを壁面や水面に当てることだそう。
実は、おしっこは尿道から放出された直後から形を変える。
放出されてからの距離が離れれば離れるほど形が「粒状」に変化するそうです。
その「粒状のおしっこ」が壁面や水面に当たってはじけることで尿ハネが発生していたのです。
つまり、おしっこが形を変えて粒状になり始める距離 ”12cm” よりも近い位置で壁面あるいは水面にぶつけることで、尿ハネをゼロにすることができる!!!
公衆トイレで「一歩、前へ」と書かれているフレーズを見たことありますよね。
このフレーズって、この法則を元に書いてあったんですね!
でも、そこで疑問が出てくる。
それは、家の洋式便器で”12cm以内”をキープしたままおしっこって出来ねーだろ。ということ。
12cmをキープしておしっこをすると、かなり厳しい体勢になりますよね。
そこで、現実的に尿ハネゼロにするには結局「座り小便」が一番という結論になりました。
まとめ
今回初めて調べてみて、それまではこんなにおしっこが跳ねていると思ってませんでした。
どんなに気を使っておしっこをしても、結局は跳ねる。
なので、今後は外のトイレでおしっこをするときは、12cmを意識して近づく!
そして、家の洋式便器で座っておしっこをする。
この点を頭に叩き込んで、清潔なトイレを保っていきましょう!
参考出典:NHKためしてガッテン