どうも、SoraTOMOです。
今回は、大学生活で過ごした4年間の思い出とそこから学んだことを書いていきます。
ちなみに僕は看護系大学を卒業しました。
なので、一般大学での思い出とはだいぶ違う部分があると思います。

看護大学での思い出
僕は高校卒業後、看護師になるべく都内の看護大学へ進学しました。ご存知の通り、看護師は95%以上が女性、残りの5%が男性です。なので、看護大学の合格が決まったときはハーレム生活を期待しウキウキ、ワクワクしてました。笑
まぁ、普通は期待しますよね。外見に自信ない僕ですけど、「ライバルが少なければ必然的に女の子の友達いっぱい作れるっしょ!」なんて思っていた過去の自分が本当に恥ずかしい…。実際に入学してからは、持ち前のコミュ障を発揮し、まともに会話もできず…。もちろん、仲のいい友達はできましたが、あくまで仲のいい友達どまりでしたね。
看護大学は、1年生は基礎座学、2年生は基礎座学+基礎実習、3年生は応用座学+分野別実習、4年生は統合実習+論文+国家試験勉強と、他学部もそうだと思いますが、学年が上がるにつれて勉強する範囲が広がっていきます。特に、3・4年生になったら、看護師国家試験に向けての勉強があるので遊びほうけるなんてことも出来なくなったちゃうんです。他学部の学生さんはその時期に魔の就活があると思うんですが、看護学生の場合は国家試験さえパスできれば、就職はほとんど合格するので全く重要視しないんですよね。僕の場合は、4年生の夏に就職活動を始めて、今働いている希望の病院へ1発合格することができました。(逆に落とされた看護学生を聞いたことがないです。笑)
1年生の基礎座学は、もう実践やらせてくれと思うくらい基礎しかやらないです。1時限目:薬理学、2時限目:解剖生理学、3時限目:心理学、など本当に基礎!きそ!キソ!ですよ。その授業の99%が座学です。「マジで仙骨部に褥瘡できるわっ!」なんて友達と言い合っていたのが懐かしい。あと、1年目に印象に思っているのが看護技術演習です。看護学生なら分かると思うんですが、”ベッドメイキング”とか”ボディメカニクス”、”バイタルサイン測定”を担当教員の前でテストする演習ですよ。これがまた緊張する…。技術自体は全然大したことしてないんですけど、教員が無理くり緊張感を出してくるんで当時の自分はまんまと飲み込まれてた気がします。今の自分だったら、あんな技術片手でやったるわ!!(笑)。まぁ、大学生活の中で一番長く感じた1年間だったと思います。
2年生は、徐々に看護学生らしい勉強へと移行していきます。それでもやっぱり基礎が基本(笑)。この頃は解剖生理学のテストが追試になったりと、苦手分野が明らかになり始めて少し勉強に焦りだした時期だったと思います。でも、授業が終わってから友人たちと遊びに行ったり楽しい1年間でした。実習が始まるのもこの頃からで、病棟に行くたびにピリピリしてる雰囲気に慣れず疲れて帰ってきた覚えしかないです。
3年生のころから、座学も看護国家試験を意識した勉強へ変わりはじめ、実習自体も本格的な実習が始まりました。このころから、看護学生意識全開ですね。徐々に遊べる時間も減ってくるので、他学部の学生が遊んでいるのを見るとイライラ…。フットサルサークルでの集まりが心の支えになってました。(サークル活動がなかったら、多分心の闇がすごいことになってた気がします笑)。そして、国家試験模試を数回受けました。これがまた、当時の実力が露わになっちゃうんですよね。大学内の学内順位っていうのが出るんですけど、当時の模試は学年順位が100人中92位!”92位って下から数えるパターンのやつじゃん!”って心の中で自分自身にツッコんでいたのを今でも覚えてます。でも、国家試験までは1年半あったので、焦ることもなく「いずれ勉強すればいいやー。」程度にしか思ってなかったですね。高校時代も同じような状況で反省していたのですが、ここでもなかなか焦らない…。ここで焦って勉強していれば、もっと余裕を持てたと思うんですけどね。それでも何とか1年間を乗り越えることができました。
そして遂に最終学年である4年生。4年生は本当に国家試験に尽きます。4年生に上がった瞬間から真面目グループと不真面目グループにハッキリ分かれます。僕は、もちろん不真面目グループでした。不真面目グループというか、「まだ大丈夫っしょ!試験まで300日以上あるし、全然間に合うよー。」と危機感が全くないグループですね。そして、同時期に始まる卒業論文の作成。論文なんて読んだこともねーし、書けねーよ!それでも「書きなさい。提出しなさい。」という教員。そんなこんなで、遊びの合間に論文は作成して提出。ただある時から国家試験までの日めくりカレンダーが設置されたんですが、これが設置された頃から少しずつ焦り始めました。だって、ある日そのカレンダーを見たら”残り50日”。これは焦る!!!「さすがに間に合わねーんじゃねーか?落ちたら今まで勉強した3年間は無駄。卒業しても国家試験に落ちたらフリーターじゃん!」なんてことが脳裏を巡ってました。この時からスイッチを入れ替えて勉強月間開始。今、当時を振り返ると、あの時ほど勉強したときはなかったと思います。そして、国家試験直前の模試では学年順位が100人中8位まで跳ね上がってました。その後も「試験に落ちたらフリーター…」という不安から勉強に全力投球。そんな1か月を過ごし、迎えた看護師国家試験。試験開始までは緊張してたけど、試験が終わったらもうパラダイスですね。その1日は狂ったように遊んでました。今考えると、この4年生が忙しく楽しかったと思いますね。
まとめ ~大学生活4年間を終えて~
看護大学4年間を通して、ある意味「本当の自分」に向き合えたと思います。それは、やっぱり大学生は高校生とは違う。高校生も義務教育期間が終わって自己責任と言われているが、大学は社会で言われている本当の自己責任を実感できるから。別に学校を無断で休んだって、わざわざ家に連絡をくれるわけでもない。試験だって落第しない限り連絡をくれるわけでもない。本当に社会人となる一歩手前の段階で、自己責任を実感できる。僕の場合は、そういう状況で自分はどうするのか、どうして行動していかなければいけないのかという部分を時間を掛けながら、自分自身の力で考え行動することができた。
大学生活は一言でまとめると、本当に楽しかった!もちろん、辛いこともあって「大学なんて辞めてやろう」なんてことも思うこともありました。でも、今振り返ると大事な友人や思い出をたくさん作ることができ、今の人生の糧になっていると思います。なので、今この記事を見ている大学生には辛いこともあると思いますが、「あと少し、もう少し頑張って粘ってみるのも大事だよ」ということを伝えたいと思います。
長い記事は嫌いだー。